FreeBuds Pro徹底レビュー![1週間使用]
Huaweiから新しく発売されたFreeBuds Proを購入したのでレビューしていきたいと思う。
FreeBuds Proのスペック・機能は下の記事を見ていただきたい。
12月初め、秋葉原のヨドバシカメラでHuawei FreeBuds Proを購入。
カラーはセラミックホワイト、シルバーフロスト、カーボンブラックとあるが筆者が購入したのはシルバーフロスト。
いざ、開封!!
[付属品]
・本体
・イヤピース(S,M,L)
・USB Type-A to USB Type-Cケーブル
・保証案内
・クイックスタートガイド
デザイン
P40Proのシルバーフロスト同様、磨りガラスのような触り心地。横幅約7cm、縦幅約5.1cm、厚さ約2.5cmの楕円形。重さは約60g。裏面真ん中の「HUAWEI」ロゴは上の写真で見てわかるとおり、キラリと反射する素材。とても高級感があり所有欲を満たしてくれる。
充電ケース下面は充電用のUSB Type-Cポートと充電中に点灯するLEDインジケーターを搭載。
Huaweiロゴの裏側はQi規格の充電器でワイヤレス充電に対応。リバースチャージ(逆充電)対応のスマホなら外出先でもFreeBuds Proのバッテリーが無くなった時に充電することができる。
Huaweiロゴの反対側から蓋を開く。開いた瞬間、筆者は思わず「うわ〜!」と声が出てしまった。ケースはサラサラ素材だったがイヤホンはツルツルで光を反射する。好みは分かれると思うが個人的には好きなデザイン。
既視感…。
あのAppleが出しているAirPods Proに似ている。違うところをあげるとしたらAirPods Proでいううどんの部分が四角い。筆者が購入したカラーはシルバーフロストだからあまりAirPods Proと間違われることはないが、セラミックホワイトだと勘違いされるだろう。AirPods Proと間違われるならいいが、パチモンだと勝手に思われているのは結構辛い。
取り外した感じは最初は少し滑って取りにくい。でも、慣れれば普通に取れる
サイズはこんな感じ。
高さ26mm、幅29.6mm、奥行21.7mm。
重さは6.1gで軽量。
『 Huawei Ai Life』アプリで自分好みに
Android限定でFreeBuds Proを細かく調整することができる。
※ios版は現時点で非対応
【追記】
ios版も対応しました。
イヤーチップ適合度テスト
3種類あるイヤーチップの中から自分の耳のサイズにあったイヤーチップを選んでくれる。
テスト中は音楽が流れてくる。
イヤーチップが耳に適合していない場合は下の画像のようになる。
違う大きさのイヤーチップを装着してもう一度テストを行うと…
上の写真のようにどちらも適合した。
操作感
各種の操作はイヤホンの柄の部分で行うことが出来る。
1回つまむと、着信応答や音楽の再生/停止。
※Huawei端末の純正カメラアプリでは画像・動画のリモートシャッターが可能。
2回つまみ→次の曲
3回つまみ→前の曲
長押しでノイズキャンセリングの切り替え
(ノイズキャンセリング→外音取り込み→OFFの順番)
上にスワイプ→音量1up
下にスワイプ→音量1down
AirPods Proのような感圧センサーが搭載されており、指でつまむと「カチッ」と鳴るので非常に操作がラク。スワイプも手袋などを付けたままでも操作ができて便利。今まで使っていたSONYのwf-1000xm3では誤タッチが多く使いにくかったためスマホからの操作でしか出来ないようにしていた。しかし、FreeBuds Proは誤タッチが全くと言っていいほど無くて操作も簡単なためイヤホン上で操作をしている。
接続性
1週間使用し都会の満員電車や地下鉄などの接続が切れやすい環境で接続性テストを行ったが、1回も接続が切れることが無かった。非常に優秀。
音質
せっかくのHuaweiイヤホンということでHuawei Musicで音質をチェック。
低音の迫力が強い印象。しかし、中音域が少し弱く感じた。
生演奏を目の前で聞いているかのような迫力や臨場感、キレがあって非常に満足。
業界最高峰のノイズキャンセリング
FreeBuds Proの最大の特徴でもあるノイズキャンセリング機能。
電車のガタンゴトンという音や車のエンジン音もしっかりカットされていた。しかし、駅のホームで流れてくる放送はわりと聞こえてしまった。低音のノイズ除去は強いものの、高音のノイズ除去は少し弱いかもしれない。
風ノイズはHuawei独自のデュアル風ノイズ低減構造によって非常にクリアに音楽を楽しむことができる。
また、4段階のノイズキャンセリングを選ぶことができる。
・ダイナミック→周囲の状況に合わせてノイズキャンセリングを自動的に調整
周囲の状況に合わせて除去具合を調整してくれるので便利。
・くつろぎ→ノイズの少ない場所に最適
図書館や自宅などの比較的静かな場所で作業に集中したいときにこのモードにすると作業効率up!
・標準→うるさい場所に最適
騒音とまではいかないが、周りの環境がうるさいときに。
・ウルトラ→非常にうるさい場所に最適
騒音レベルのノイズを最大限の力でノイズ除去。
筆者はほとんど、ダイナミックモードを使用していたが、ほとんどの場面で「標準」が多かった。電力消費も抑えることができるからこのモードはかなり良い。
ノイキャン付きヘッドフォンには敵わないものの、イヤホンでここまで静寂を作れるとは凄いと関心してしまった。
外音取り込み
イヤホンを外さなくても周囲の音を取り込むことができるという外音取り込み機能を搭載している。静かな場所では「サー」と少しマイクで拾ってきた音が聞こえてしまうが音がある場面では全く気にならない。
また、音声取り込みモードもありそれをONにすれば自分の声と相手の声を強調することができる。スムーズに会話することができるのでこれはめちゃくちゃ実用的。たまたま会った知人との会話やコンビニ・スーパーなどイヤホンを外さずに会話をすることができるというのは便利。
遅延
YouTubeやAmazonプライムで動画や映画を視聴したが、口の動きと音声はピッタリで遅延は感じなかった。
しかし、ゲームは厳しい印象。『太鼓の達人』をプレイするとリズムだけではタップが遅れてまともにゲームを楽しむことができない。
バッテリー持ち
メーカー公表値では、
・イヤホン単体
ノイキャンOFF→最大7時間
ノイキャンON→最大4.5時間
・イヤホン+充電ケース
ノイキャンOFF→最大30時間
ノイキャンON→最大20時間
普段はノイズキャンセリングをONにして使用しているが、通学・動画鑑賞で4時間以上イヤホンを付けっぱなしにすることが無いのでバッテリー持ちには全く困ることが無かった。
値段
ここまで機能やスペックを紹介してきたが、結局1番大事なのは値段。
FreeBuds Proの値段は…
2万5080円(税込)!!!
決して安い値段ではないが、ここまでのクオリティのイヤホンで2万5080円はコスパ良いんじゃないか?と思ってしまうほど非常に満足度の高いイヤホンだった。
みなさんも是非購入してみては?